トヨタホームのLQ坪単価はいくら?実例・口コミ評判から選ばれる理由を徹底解説

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トヨタ品質の注文住宅を低価格で購入できるということで、若者を中心に人気が高いトヨタホームのlq。トヨタホームは「新発想の注文住宅」として売り出していますが、いったいどこがこれまでの注文住宅と違うのかよくわからないという人もいますよね。

そこで、ここではトヨタホームのlqの特長について詳しくご紹介し、多くの人に選ばれている理由について徹底解説していきます。気にはなっているけど、ホームページの内容だけではいまいちよくわからないという人は、ぜひこのページを参考にしてください。

トヨタホームのlqとは

家を買うなら建て売りではなく、多少高くても自由にデザインできる注文住宅がいいですよね。ただ自由設計といっても、家に関する知識がなければ、どこにどの設備をレイアウトすればいいのか自分で判断できない人がほとんどかと思います。

そこでトヨタホームはこれまでにない発想として、豊富なベースプランと選べる外観と内観を用意して、基本スタイルは「選ぶ」として、そこから暮らす人たちがアレンジできる注文住宅「lq」を作り出しました。選択タイプにしたことで迷いがなくなり、スムーズな家づくりができるようになっています。

他にもlqならではの特長がありますので、もう少し詳しく見ていきましょう。

坪単価40万円台からのローコスト住宅

lqの坪単価は55万円台で「1,600万円から買える家」を全面的に押し出た宣伝をしています。坪単価が55万円で40坪なら建物価格が1,600万円になるというわけです。一般的な注文住宅の坪単価が50万~60万円となっていますので、20〜30%くらい安く購入できることになります。

同じように安いローコスト住宅もありますが、lqはなんといってもトヨタ品質です。トヨタホームはクルマづくりで培った鉄の加工技術を活かし、鉄骨ラーメンユニットで頑丈な家を作っていますが、lqもグレードの高い注文住宅と同じ工法で作られ、低価格でも安全性に優れた家が手に入ります。

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自由設計ではなく「選ぶ+アレンジ」の注文住宅

参照:トヨタホーム

トヨタホームには自由設計の注文住宅もありますが、lqは低価格を実現するためにベースプランから「選ぶ」スタイルで展開しています。ただベースプランを選ぶだけでなく、きちんと自分の理想の家に近づけるためのプラスアルファがあります。

  • ベースプランを選ぶ
  • 外観と内観を選ぶ
  • 空間をアレンジする

選べるのはベースプランだけでなく、外観と内観も用意されたものから選べます。屋根形状は3タイプあり、外壁は4色、玄関ドアも6色。インテリアカラーも水回りも選ぶことができ、自分好みの空間に仕上げることができます。

そして、自由に動かせる壁とクローゼットという新発想のアイテムで、空間を自由にアレンジできるのがlqの大きな特長になります。間取りも多少のアレンジは可能で、壁を取り除いたり追加したりとライフスタイルに適した空間を作り出せます。

鉄骨ラーメン構造で「大空間&大開口」

引用:トヨタホーム公式サイト

トヨタホームの家は太さ125mm角の強靭な鉄骨を採用しています。木材と比べて強度が高く、空間の柱の数を減らすことができるため、木造住宅のように壁を使って建物を支える必要がありません。このためLDKをひとつの大きな空間にすることも可能で、大きな窓も取り付けられます。

耐震等級3も実現しており、地震に強いのも鉄骨ラーメン構造を採用しているためです。プランによっては耐震等級が下がることもありますが、それでも十分な強度があり、ローコストでありながらもしっかりと地震に対しての備えができている安心住宅です。

全館換気システム「ピュア24セントラル」が標準装備

引用:トヨタホーム公式サイト

トヨタホームのlqには全館換気システム「ピュア24セントラル」が全棟標準装備となっています。PM2.5 などの有害物質を97%以上も除去したうえで室内の空気を2時間で入れ替えるので、室内は常にきれいな空気で満たされている状態になります。

安価な全館換気システムですと、冬場に部屋が冷えてしまうという問題がありますが、「ピュア24セントラル」は熱交換器を通して空気を入れ替えるため、冷暖房のロスをカットできます。室内が20℃なら、5℃の外気を取り込んだとしても、熱交換器により15.5℃まで温めた上で室内に取り込めます。

60年保証「アトリスプラン」

トヨタホームの注文住宅は60年長期保証「アトリスプラン」を受けることができますが、lqもアトリスプランの対象となっています。基礎・構造体・外壁などが最長60年の保証を受けることができ、長期間に渡って定期的な点検・適切なメンテナンスをしてもらえます。

これだけの長期保証が可能なのは、トヨタグループならではの防錆ノウハウを所有しているためです。日本の住宅は30年で寿命を迎えるとされていますが、lqは安いだけでなく耐久性も高いので建て替えの必要もなく、生涯にかかる住宅費用を抑えることもできます。

トヨタホームのlqの成功実例

トヨタホームのlqを実際に建てた人の実例を紹介いたします。

2階建て:LQ(エルキュー)

参照:トヨタホーム

坪数52.24坪
敷地面積172.71㎡
延床面積116.78㎡
1階床面59.29㎡
2階床面積57.49㎡

2階建て:LQ(エルキュー)

参照:トヨタホーム

坪数88.33坪
敷地面積292.00㎡
延床面積116.80㎡
1階床面59.30㎡
2階床面積57.50㎡

トヨタホームのlqの口コミ評判

格安なのに寿命が長いトヨタホームのlqですが、実際に家を建てた人や検討した人がどのような評価をしているのかも気になりますよね。SNSなどの口コミや評価を見ていきましょう。

まずはTwitterですが、lqに対する書き込みはそれほど多くありませんが、コストパフォーマンスの高さとカスタマイズ性を評価している口コミがいくつかありました。自由設計でないことが低評価につながるかと思いましたが、むしろ自由すぎないことが高評価に繋がっているようです。

  • 建物以外の費用が思ったよりもかかった
  • ピュア24セントラルが思った以上に良かった
  • 水回りの標準装備が弱い

インターネットの掲示板やブログなどではこのような口コミもありました。

注目
気になったのは1,600万円台の家として売り出しているものの、実際には800万円程度の費用が追加でかかり、結局2,400万円くらいになったという声が多かったということです。40坪なら坪単価が60万円ということになりますので、そこまで割安感がなくなってしまいます。

設備としてはピュア24セントラルの評価が高く、「窓を開けたくなくなった」という口コミもありました。反対に水回りの設備に対する評価が低く、オプションでグレードを上げたほうがいいとアドバイスしている人もいました。

トヨタホームのlqのメリット・デメリット

ここまでの説明を踏まえて、トヨタホームのlqを選ぶことでどのようなメリットとデメリットがあるのかについてご紹介していきます。

トヨタホームのlqのメリット

まずはメリットから見ていきましょう。最大のメリットである「価格が安い」というのはすでに何度も説明していますので、それ以外にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

  • 工場で生産するので品質が高い
  • 楽しみながら家づくりを進められる
  • 家族の成長に合わせて空間をアレンジできる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

編集部
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工場で生産するので品質が高い

トヨタホームは建物の約85%を自社工場で製造します。天候や気温、湿度が変化しやすい現場での組み立て時間を減らすことで、製造精度を高めることができ、さらには現地では難しい細かな検査も行っているので、低価格でも高品質な家が建ちます。

現場ではユニットを据え付けるだけですので、1日で屋根まで付くので室内が雨にさらされるというようなこともありません。工場ではもちろんトヨタ生産方式を採用し、徹底した効率化をおこなっています。世界のトヨタのクオリティで家が建つ。これがlqのメリットのひとつです。

編集部
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楽しみながら家づくりを進められる

トヨタホームのlqは階段やトイレの位置などを変えることができませんが、快適な家の動線というのはある程度決まっていて、素人が思いつきで配置すると使い勝手の悪い家になってしまいます。そういう使い勝手に関わる部分はプロに任せる。これはlqの基本的なスタンスです。

そして性能に影響しない屋根の形や建物のカラーを「選ぶ」スタイルにしたことで、ほとんど迷うことなく建物が完成します。間取りも壁の設置や撤去なら自由にできるので、個性的な空間に仕上げることも可能です。自分で選ぶという楽しさがある。それがlqの魅力のひとつになります。

編集部
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家族の成長に合わせて空間をアレンジできる

子どもの成長に合わせて、クローゼットで部屋を仕切る。テレワークに集中するために壁で仕切りを作って、リビングに小さな仕事場を作る。lqにはそんな簡単アレンジを実現するために、動かせる壁「ムーブウォール」と、壁にもなるクローゼット「ムーブクローゼット」が用意されています。

本来であればリフォームによって間取りを変える必要がありますが、lqなら簡易的ではありますが間取りを自由に変更できるので、追加で高額なリフォーム費用が発生することもありません。

トヨタホームのlqのデメリット

ここまでの内容でlqがかなり気になってきたかもしれませんが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。建ててから後悔しないように、デメリットもきちんと把握しておきましょう。

  • 用意されているプランが少ない
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • クレーンでの設置なので建てられる土地が限られる

lqのデメリットがこちらになります。それぞれについて詳しく解説していきます。

編集部
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用意されているプランが少ない

選択式なのがlqのメリットとお伝えしたが、人によってはそれがデメリットになります。同じようなコンセプトの注文住宅が他社にもありますが、トヨタホームのlqはプランの選択肢がかなり限られていて、自分好みのプランが見つからない可能性があります。

しかも自由設計ではないので、どこかで妥協しなくてはいけません。もし選べるプランの中に自分の理想とする間取りが見つかるなら問題ありませんが、しっくりくるプランや許容範囲内だと思えるプランが見つからない場合には断念する必要があります。

編集部
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定期的なメンテナンスが必要

「ピュア24セントラル」を採用しているため、lqは定期的なメンテナンスが必要になります。メンテナンスといってもフィルターの掃除だけですが、2ヶ月に1回のペースで20分程度のお手入れをしないと、換気システムの機能が低下してしまいます。

フィルター本体は2〜3年ごとに交換が必要で、熱交換器も10年単位で交換しなくてはいけません。金額はそれほど高額ではありませんが、メンテナンスフリーというわけにはいかず、こまめなメンテナンスが必要だということを覚えておきましょう。

編集部
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クレーンでの設置なので建てられる土地が限られる

lqは工場で製造しており、ボックス形状のユニットになった状態で現場に納品されます。骨組みが鉄骨ですのでかなり重たく、設置するのにクレーンを使用します。このため建物の前にクレーンを設置するためのスペースが必要になります。

このスペースを確保できなくてlqを諦めたという人もいて、そもそも建てたくても建てられないというケースもあります。もしlqで家を建てたいのであれば、クレーンを設置できる土地であることを事前に必ず確認しておきましょう。

トヨタホームのlqで家を建てるときの注意点

インターネット上での口コミも比較的ポジティブな内容のものが多く、建てた人の満足度の高いlqですが、すべての人が満足しているわけではありません。建ててから後悔している人もいますので、失敗しないためにどのような点に注意すればいいのか解説します。

建物価格は2,500万円を想定しておく

多くの人が「1,600万円の家」という宣伝に惹かれてlqの検討を始めますが、1,600万円で家が建つことはまずないと考えてください。多少アレンジを加えてプラス600万円、オプションにこだわればプラス900万円くらいかかります。

予算としては建物価格を2,500万円くらいで考えておきましょう。もちろん2,000万円以下でも建てられないことはありませんが、それでは建売住宅を買うのとそれほど変わりません。水回りなどに満足できる設備を選びたいのであれば、予算を多めに確保しておきましょう。

必ずモデルハウスで実物を見ておく

lqは外観の色は選べますが、素材などは決まったものを使うため、人によっては安っぽさを感じる可能性があります。建ててから残念に感じるポイントのひとつですので、建てる前には必ずモデルハウスで実物を確認しておきましょう。

これから60年も暮らす家ですので、ちょっとした不満を抱え続けるのはストレスになってしまいます。外観の素材感や内装の仕上がり具合をチェックして、満足できそうにないなら妥協せずに他のモデルもしくは他社の注文住宅を選びましょう。

➡トヨタホーム展示場一覧

1社に絞らず複数の業者からプランを出してもらう

予算が限られているからlqで家を建てようと考えている人もいるかと思いますが、いくら坪単価が安いからといって、いきなり1社に絞って検討するのはおすすめしません。まずは複数の業者から提案をしてもらい、比較検討をした上でハウスメーカーを選びましょう。

最近はローコスト住宅に対応している工務店も増え、トヨタホームよりも低価格で高性能な自由設計の注文住宅を安く建てられるケースもあります。そういうことも幅広く情報収集をしないとわからないことですので、まずは3〜5社に間取りや見積もりの提案をしてもらいましょう。

そのときにおすすめなのが「タウンライフ家づくり」です。このサービスを使って提案依頼をすると、対応可能な複数のハウスメーカーや工務店から間取りの提案をしてもらえます。それらを比較することで、自分の理想とする間取りが見えてきます。

その理想とする間取りがlqのプランにあれば、lqを利用すればいいのですが、そうでないなら理想の間取りを提案してくれた業者に依頼することで、満足度の高い家が手に入ります。依頼する段階で予算を伝えることになるので、予算オーバーすることもありません。

比較検討は少し面倒な作業ですが、2,000万円以上のお金をかけた買い物をするわけですから、安易な妥協はおすすめしません。「タウンライフ家づくり」を使い、じっくりと時間をかけて契約するハウスメーカーや工務店の選定をしましょう。

タウンライフを使ってみた感想

まとめ

低価格でトヨタクオリティの注文住宅が手に入るlq。20代や30代前半で収入が少ない人にしてみると、住宅ローンの借入金額を抑えられるということもあって、とても魅力的ですよね。実際に建てた人の口コミもポジティブなものが多く、しかも長寿命で老後の建て替えの心配もいりません。

さらにプランや外観は選択式ですので、自由設計よりもスムーズに仕様を決められます。ただし、プランの数はそれほど多くなく、外観や内装が安っぽくなることは否めません。間取りも部屋の仕切りを変更することはできても、階段やトイレなどの位置は変えられません。

それらを許容できるのであればトヨタホームのlqは、とてもおすすめの注文住宅になります。ただし、どうしても許容できないことも考えられますので、検討段階から「タウンライフ家づくり」を利用しましょう。トヨタホームも提携していますので、まとめて提案依頼できます。

家づくりが上手くいくかどうかは、情報量によって決まります。予算が限られているからこそ、情報収集をしっかりと行い、比較検討をしたうえでどのハウスメーカーに依頼するか決めましょう。