ヤマト住建の坪単価40~80万円!注文住宅の相場・口コミ評判を解説

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ヤマト住建は、神戸に本社を置く創業35年になるハウスメーカーです。幼少期に大きな台風に被災し「頑丈な家が欲しい」という会長の西津氏の思いが住宅に込められています。創業以降に発生した阪神大震災で、全壊が一件もなく、多くの命を救いました。

また、アトピー性皮膚炎の子どもの泣き声をきっかけに「健康快適住宅」を開発し、ヒートショックの防止や健康改善にもつながる家づくりにこだわっています。

一生に一度の買い物で、ほとんどの人が感じる価格の面の不安は、広告費を最小限に抑えた納得価格にすることで解消しています。

本記事では、ヤマト住建の坪単価や相場、住宅の性能や設備、手掛ける商品を中心にまとめました。紹介制度を中心とした営業展開のため、目立たないハウスメーカーではありますが、検討に加えてみるのはいかかでしょうか。

ヤマト住建の坪単価

ヤマト住建の坪単価は約40~80万円です。さまざまなタイプの住宅を手がけている、同価格帯の他のハウスメーカーの坪単価と比較してみましょう。

ローコストハウスメーカー12選の坪単価はこちら!!

ローコストからハイグレードまで取り扱うハウスメーカーの中では、中間の位置になります。ローコスト住宅は、他と比べると少し性能が劣るという意見もありますので、一般的住宅を考えている人におすすめです。

広告費をかけずに高性能を提供し、設計においても費用を抑えるというコストカットに対するこだわりが強いです。

商品は多く持っていますので、多くのハウスメーカーと比較して決めたいと考えている人は選択肢に加えてみるといかがでしょう。

ヤマト住建の性能・標準設備

ヤマト住建の特徴は、大きく4つあります。

長寿命かつ高性能の資産価値のある家づくり

ヤマト住建の家づくりは、木造軸組工法で建築されています。平均寿命約30 年といわれている日本の住宅を世界基準にすることを使命とし、長寿命・広さ・安さ・高性能に加えて、資産価値の高い家づくりを追及しています。

耐震等級3の強い構造と優れた断熱工法

転用:ヤマト住建

耐震性能は、耐震等級3 に当たる「金物工法+ パネル工法」を採用した耐震構造と、「制振ダンパー」を組み合わせ、強い地震に備えています。

健康と快適さに着目した断熱性能は、外張り断熱工法・Low-Eトリプルガラスを使用した高断熱樹脂サッシと、丁寧な施工による気密性の高さが強みです。

健康へのこだわりが強い設備や素材の採用

24 時間換気システムや無垢材の使用、水を浄活水化する「ミクロス ウォーターシステム」をはじめとした5つの健康へのこだわりもあります。

高性能住宅を適正価格で提供する努力

高性能住宅を適正価格で提供するため、広告費を最小限に抑えているところも魅力です。

ヤマト住建の商品別の特徴と坪単価

商品坪単価
エネージュUW約60~70万円
エネージュW約50~60万円
エネージュE約50~60万円
エネージュLCCM約66~73万円
エネージュSGR約40~50万円

ヤマト住建のホームページ一覧から代表的な商品を紹介します。紹介する商品以外にもエネージュシリーズの新商品、暮らしに合わせて選ぶコンセプト住宅が多数あります。

エネージュ UW

転用:ヤマト住建

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を受賞した省エネ性能No.1住宅です。「自宅で、エネルギーを創って、使う」国が推進しているZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の基準を満たしています。

内・外W断熱とトリプルガラス樹脂サッシを使用した高度な気密施工と計画換気で、さらに断熱性・省エネ性にこだわった高性能住宅です。

エネージュUWの坪単価は約60~70万円です。

エネージュW

転用:ヤマト住建

「住宅自体の性能を上げる」ことにこだわって作られた高性能住宅です。断熱性能が高いほど健康改善率もアップするという研究結果に着目して、内・外W断熱・屋根断熱・基礎断熱で家全体を快適な温度に保ちます。

ヒートショックの防止・健康改善効果・医療費の軽減と「人にやさしい断熱化」を目指した商品です。

エネージュの坪単価は約50~60万円です。

エネージュE

転用:ヤマト住建

住環境を徹底的に考え、暮らしの快適さにこだわった高性能の次世代型住宅です。高気密性と24時間計画換気により家の中にホコリが溜まりにくく、冬の結露や梅雨時期のジメジメを防止します。

魔法瓶のような構造の外断熱工法は、次世代省エネ基準をクリアして従来の家よりも年間光熱費が約9万円も節約になります。

エネージュEの坪単価は約50~60万円です。

エネージュLCCM

転用:ヤマト住建

建築時・解体時のCO2削減、生活時には太陽光発電による電力の自給自足でCO2をマイナスにするLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅です。

未来のこどもたちのために地球環境を守る、脱炭素社会実現をコンセプトとしています。余った電気を売電することで、無理な節約をせずに家計にプラスの効果をもたらします。

エネージュLCCMの坪単価は約66~73万円です。

エネージュ SGR

転用:ヤマト住建

「プロの目で選んだ住まいづくり」でリーズナブルな価格設定の規格住宅です。多様化するライフスタイルに対応し、厳選されたプラン集の中からライフスタイルにあったものを選ぶことができます。

提案プランごとに建物価格も見積済なので、気になる予算の目安も把握しやすく安心です。

エネージュSGRの坪単価は約40~50万円です。

ヤマト住建のメリット・気になる点

ヤマト住建での施工を考えた場合のメリット・気になる点を紹介します。

ヤマト住建のメリット

編集部
編集部

性能のこだわりが細かい

性能へのこだわりのひとつとして、断熱性能やエネルギー対策を細かく分けて商品が考えられています。性能の違いを比べつつ費用と合わせて考えることができるのは、ポイントではないでしょうか。

編集部
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コンセプト住宅が多い

ゼロエネルギー住宅やペットと住まう家、屋根と同等の価格になる屋上庭園など、あらかじめ基本的なコンセプトを考えた商品も多数あります。

こだわりの部分から検討していくこともできるので、性能では迷ってしまうかなと思う方にも安心です。

編集部
編集部

健康へのこだわり

温度変化によりひき起こされるヒートショックを防止したいという側面からのアプローチは、他ではあまりみないことです。

それ以外にも空気・水・木のぬくもり・価格・設計と、住環境をストレスフリーにすることで、健康を考えるというこだわりに魅力があります。

ヤマト住建の気になる点

編集部
編集部

オプション費用が心配

どこまでの性能が標準性能になるのか、わかりにくい部分があります。込み込み価格の商品が発売されていますので、費用を抑えるためにはそういったものも検討に入れる必要があるかもしれません。

編集部
編集部

断熱性能で迷いそう

断熱性能が細かく分かれているのは、詳しい人にはメリットですがあまり詳しくないと迷いそうです。ローコスト住宅と考えると他に比べて断熱性能は低くなってしまいますので、十分に検討する必要があります。

編集部
編集部

デザイン性はあまり期待できない

デザイン性にはこれといって特徴的なものがなく、ごく一般的な住宅といった作りです。個性を出した家を建てたいと考えている人には、物足りなさがあるのは否めません。

ヤマト住建のメンテナンス費用はいくら?

ヤマト住建では、引き渡し後6ヵ月・2年・5年・10年の計4回の定期点検が無償で行われます。20年目に有償メンテナンスを行うことで30年目の定期点検が無償です。

転用:ヤマト住建

建物の保証は20年間で、こちらも20年目の有償メンテナンスにより30年までの延長が可能となります。

長期保証の対象外の部分については、メーカー保証期間内の2年定期点検、住宅設備は対象設備であれば10年の保証です。

その他の相談は随時電話で受け付けていますが、曜日・時間などの制約がありますので詳しくはホームページなどで確認するとよいでしょう。

ヤマト住建の口コミ評判

ヤマト住建で実際に施工された人の評判を調べてみましたが、有益な情報は見つけられませんでした。大きな広告をしないため「ご紹介制度」での施工依頼が多く、口コミなどは投稿しにくいかもしれません。

ヤマト住建のお得なキャンペーン詳細

以下は過去のキャンペーンとなります。最新のキャンペーンは公式サイトにてご確認お願い致します。

過去のキャンペーン

新商品「Co-mmit(コミット)」発売記念キャンペーン

高性能仕様・諸費用がコミコミ価格の新商品「Co-mmit(コミット)」の、オプション工事費用が半額になります。キャンペーン期間は不明です。

「いいはな咲かそう」キャンペーン

国際ガーデニングショーで数多くの受賞歴を持つ「世界一の庭園デザイナー」石原和幸氏が手掛けるガーデンエクステリアを、187(いいはな)万円~ (税込205.7万円~)で提案。石原和幸氏のロゴ入り、諫早石(いさはやいし)プレートシリアルナンバー発行の特典付き。先着30棟限定

ヤマト住建がおすすめなのはこんな人

ヤマト住建で家を建てることをおすすめしたい人は以下です。

  • 断熱性能・エネルギー性能を重視している人
  • デザイン性のこだわりがない人
  • 健康的な住まいを求めている人

どのハウスメーカーでも断熱についてはそれぞれのこだわりがありますが、性能ごとに細かく商品を分けているのは特徴的です。

デザインでは個性を出すことは難しいですが、性能優先という人におすすめできます。

耐震性に目が行きがちな住宅性能において、健康的な家づくりへの強いこだわりはとてもわかりやすく新鮮さがあります。

災害に対する備えはもちろん大切ですが、圧倒的に多い「何もない日常」をいかに健康で快適に過ごせる環境にするか、そんな家づくりができるハウスメーカーです。