カツマタの坪単価70~100万円!注文住宅の相場・口コミ評判を宅建士が解説

本記事に広告プロモーションを含みます

カツマタは、東京都武蔵野市吉祥寺に拠点を置く、無垢材専門のハウスメーカーです。カツマタの母体は、明治時代から続く材木商であることから、様々な樹木のスペシャリストで取り扱いできる材木の種類も豊富です。

本記事では、そんなカツマタが生み出す住宅商品の特徴や費用感について紹介します。無垢材のみでつくる家が、どの程度かかるのか、最後までご覧になると見えてくるでしょう。

また、安全性や耐久面に関しても気になるところだと思います。それらを網羅し、無垢材の家に関する疑問点を解決していきます。

カツマタの坪単価

カツマタの坪単価は、約70~100万円です。

高級住宅が坪当たりの平均単価が90万円と言われており、カツマタの坪単価で見た住まいは、相場通りといえます。

設備や環境の整った高級住宅を建てたいとお考えであれば、完全無垢材の木に囲まれた家というのも選択肢の一つとなってきます。

耐震性や断熱性能は、国が定めている基準の中でも上位に位置するくらい優れています。

湿度や温度が調整された快適な家というのだけでなく、木々が呼吸するため、安らかな香りが感じられるような家でもあるというのはプラスに働きます。

無垢材の暖かさや香りは感じた生活をしていきたいという方には、ぴったりな住まいといえるでしょう。

東京のハウスメーカーで同価格帯の平均坪単価

カツマタと同じ西東京エリアに拠点を構え、地元に根ざしたハウスメーカーの中で、選択肢となりえる工務店を5社選んでみました。平均坪単価を中心に比較してみましょう。

各社坪単価
兼六土地建物約70~90万円
僕らの家約60~130万円
TAINN DESIGN約60~100万円
ジェネシス約80~120万円
ハウステックス約100~150万円

カツマタと同じ武蔵野市や目黒区、世田谷区に拠点を置くハウスメーカーが手掛ける住まいの坪単価を紹介しましたが、比較してみると相場通りといえます。

カツマタの家は、完全自由設計の家で、通常プランと上位プラン、そして廉価版が存在しますので、坪単価を見て高いなと感じるのではなく、実際のプランを見て、ご予算と相談しながら検討してみると良いでしょう。

無垢材を使った家づくりを手掛けている会社は少ないため、同じような会社を比較するのはハードルが高いですが、カツマタはベースが材木商ということから、知識は広く、建築材もコストを下げる工夫もありそうです。

カツマタの商品別の特徴と坪単価

カツマタが手掛ける無垢の家の商品を紹介します。基本的なプランとしては完全自由設計の家になりますが、コストを少しでも抑えたい方向けのシンプルプランもあります。また、高価な自然素材で資産価値のあるプレミアムな家を建てたいとお考えの方の上位プランもあります。

家づくりの流れとしては、お問い合わせから始まり、相談(ヒアリング)、契約といった流れになりますが、完成内見会や請求資料等で実際のイメージを膨らますことや無垢材の種類についても学ぶことができます。

それぞれ施工例は公式ホームページに掲載されておりますので、あわせて参考にしてください。

無垢の家

参照:カツマタ

無垢の家は、カツマタ所属の熟練一級建築士がお客様のご要望を反映させながら設計・施工していきます。いわば完全自由設計の家です。

使用する木材の種類もお客様の嗜好によって変えることができ、漆喰や珪藻土などの内装材も吟味します。

居住性能だけでなく、デザイン性も高いお家に仕上がるでしょう。

気になるのは耐震性や通気性の部分で、木造軸組工法を採用し、空気を循環させる通気工法と透湿遮熱シートを組み合わせ、断熱性能を高めています。耐震等級は3(最高等級)を取得し、地震大国日本でも長く安心できる家づくりを目指しています。

また、ZEHの家としても評価されており、東京都が定める基準(UA値:0.87)を大きく下回る0.5~0.6を標準仕様としています。この値は小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高い指標となっています。

オプションにはなりますが、地熱を利用したジオパワーシステムも盛り込むことが可能です。エアコンのように急激に温度が上下するわけではありませんが、建物全体の温度を緩やかに調整する機能があります。

なお、無垢の家の坪単価は不明です。

無垢の家(粋)

参照:カツマタ

プレミアムプランの「無垢の家(粋)」は、無垢の家にプラスして、より厳選した素材や特別に取り寄せた内装材などを盛り込み、ご希望を最大限盛り込んだ家づくりを目指しています。

無垢材を使った木造住宅だから日本家屋風のデザインというわけではなく、洋の意匠を取り入れた特別な空間作りも可能です。

建築実績で取り上げられているのは、ドイツの田舎風景の家やステンドグラスを扉に組み込んだ空間など、ちょっとしたこだわりを盛り込むことができます。

難しいかな?と思えるようなことでもどうやったら実現可能かをカツマタのスタッフが考えてくれるでしょう。

なお、無垢の家(粋)の坪単価は不明です。

3515シンプルスタイル/無垢の家

参照:カツマタ

「無垢の家をもっと低価格で」を実現するのが3515シンプルスタイルというプランです。

3515は、3間×5間=15坪。2階建てにすれば30坪の延床面積で、シンプルな間取りのプラン。

シンプルな家の形、間取りだからこそ、壁面の面積も減り、コストダウンにも繋がります。

通常プランの無垢の家と異なり、一般的な木造在来工法で使われる柱のサイズを採用しています。35角無垢のスギ柱を使い、耐久性や耐震性には十分対応できます。

モデルプランとして用意されているのは、1階は対面キッチンで20帖のLDK。2階は将来のプランに対応した間仕切り可能な1部屋とベッドルーム。4~5人住まいには十分対応できる住まいです。

カツマタの口コミ評判

カツマタの3つのメリット

カツマタのメリットについて調べ、考察してみました。それぞれ3つずつ紹介します。

編集部
編集部

完全無垢材、自然の家に囲まれた生活

木の温かみや質感を直で感じることのできる無垢材は、幅広い年代から愛されています。年を重ねても味わいが深まり、飽きることはありません。

そもそも完全無垢材の家を現実的な価格で建てるのは難しく、専門のハウスメーカーが行うくらいです。唯一無二な家を無垢材や自然素材でやりたいという方には大きなメリットです。

編集部
編集部

家に趣味・嗜好を織り交ぜられる

標準仕様でも十分なくらいですが、お客様の趣味・嗜好を家に盛り込みたい場合にも、対応してくれるというのがとても大きいところ。

例えば、北欧家具とナチュラルカントリーに囲まれた家にあこがれている方は、カツマタの技術を盛り込みながら、快適で過ごしやすい住環境に仕上げてくれることでしょう。

編集部
編集部

安く建てられるシンプルプラン

完全無垢材や特殊な素材を用いようとすると、どうしてもコストが大きくなりがちです。

安い金額でも建てることのできるプランを用意しており、ご予算にあわせながら無垢の家が建てられるというのが大きいでしょう。

カツマタがおすすめなのはこんな人

カツマタをおすすめできるのは、完全無垢材を使った家に憧れを持ち、実際にそこで生活したい人です。

自然に囲まれた住まいは、心身ともに安らかにしてくれます。家で過ごす時間が好きな方ならば、できあがった家が益々好きになっていくでしょう。

また、通常プランはもちろん、お求めやすいプランも存在しています。建てられる費用と相談しながら自分にぴったりなプランを見つけてみると良いでしょう。

カツマタに住まいの建設を頼む場合は、吉祥寺本社を拠点に、1時間程度の場所でしか施工を受け付けてないため、エリアには注意してください。