おしゃれな注文住宅の実例11選!ハウスメーカー・工務店の外観・内装を施工例

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注文住宅で家を建てるなら、帰るのが楽しみになるようなおしゃれな家にしたいですよね。ただ、どのようなデザインをおしゃれとするかは個人差がありますし、家づくりの経験がないと、思いがけないデザインに仕上がってしまうこともあります。

そうならないためには、家を建てる前にいくつもの実例を見て、イメージをしっかりと固めることが重要です。ここでは、満足度の高いおしゃれな注文住宅を建てるために、参考になる実例と知っておくべきポイントについて詳しくご紹介します。

おしゃれな注文住宅の実例11選

注文住宅をおしゃれに仕上げるには、まずはイメージを明確にすることが大切です。理想とする家を具体的にイメージできるようにするために、ここでは「外観・内装・間取り」の3つに分けて、おしゃれな注文住宅の実例をご紹介します。

外観の実例

注文住宅の外観は、その家の顔のようなもので、家全体の雰囲気を決める重要な要素です。家族や友人からも褒められるような外観にするために、ステキな外観の注文住宅の実例を見ていきましょう。

シンプル・イズ・ベストを形にした外観

一級建築士事務所 ホームスタイリング

シンプルなデザインは普遍的かつ究極のおしゃれで、注文住宅においても人気が高いデザインのひとつです。シンプルデザインは失敗するリスクが低いものの、工夫がないと「地味」になる可能性もあるため、ハウスメーカーの技術とセンスが問われるデザインでもあります。

ナチュラルモダンのスッキリとした外観

サイエンスホーム

外観に木の質感を取り入れたナチュラルモダンデザインの注文住宅は、落ち着いた雰囲気ながらも、優しさを感じられる外観に仕上がります。直線的なシンプルなデザインが特徴で、周囲環境と調和しやすいといったメリットもあります。

トレンドであるツートンカラーを取り入れた外観

Life Design House

外観で自分らしさを出したいときにおすすめなのが、最近のトレンドでもある外壁をツートンカラーに仕上げた注文住宅です。色の組み合わせや塗り分け方で印象が変わり、個性が際立つデザインになります。

女性に人気の南欧テイストの外観

アイ工務店

南欧テイストはかわいい外観に仕上がるため、若い女性に人気のデザインになります。ガーデニングやウッドデッキとの相性もよく、暮らしの中でライフスタイルと馴染んでいき、時間の経過とともに愛おしさが増すといった魅力があります。

内装の実例

おしゃれな注文住宅に仕上げたいなら、外観だけでなく内装にもこだわりたいところです。内装は自分たちの生活を包み込むもので、新居の居心地のよさにも影響を与える重要なポイントになります。ここでは、そんなおしゃれな内装の実例をご紹介していきます。

シンプルなモノトーンの内装

新和建設

モノトーンの内装は、大人の落ち着いた雰囲気を作り出すのにぴったりなデザインで、ゆっくりとした自宅時間を過ごしたい人におすすめです。白と黒のモノトーンが基本となりますが、グレーを上手に配色することで、重すぎない空間に仕上げることもできます。

コストを抑えたシンプルモダンの内装

君津住宅

無駄のないシンプルモダンの内装はトレンドに影響されることなく、しかも飽きることもないおしゃれな空間を作り出してくれます。シンプルで直線的なデザインになるため、コストを抑えられるというメリットもあります。またインテリアで個性を出しやすいため、模様替えが好きな人におすすめの内装です。

家に帰りたくなるナチュラルな内装

アクティエ

自然素材である「木」をメインにしたナチュラルな内装に仕上げることで、自宅がリラックスしやすい空間になります。和洋どちらの雰囲気に仕上げることもでき、観葉植物との相性もいいので、自然を感じられる空間で暮らしたい人におすすめです。

間接照明を取り入れたホテルのような内装

相川工務店

おしゃれな注文住宅に仕上げたいなら、間接照明を取り入れた内装がおすすめです。注文住宅は照明の自由度が高く、複数の照明をいくつも埋め込むことができます。まるでスタイリッシュなホテルのような空間になるため、自宅をくつろげる場所にしたい人におすすめです。

間取りの実例

せっかく外観や内装をおしゃれに仕上げても、暮らしづらかったり、日常生活でストレスを感じたりする間取りでは本末転倒です。そこで、ここでは暮らしやすさを重視しつつも、おしゃれさがアップする間取りをご紹介していきます。

開放感のあるリビング

重量木骨の家

リビングは間取りの中でも最も重要視すべき空間のひとつです。おしゃれに仕上げたいときにおすすめなのは、開放感のあるリビングです。リビングを吹き抜けにすることで大きな窓を設置でき、おしゃれ度がアップするだけでなく、たくさんの光を取り入れて、明るい空間にできます。

主張しすぎないスケルトン階段

ブルーハウス

スケルトン階段は光を取り入れやすく、開放感を演出できるおしゃれな間取りのひとつです。階段としても存在感が薄くなり、しかも階段下のスペースを有効活用できるようになるので、限られた土地に注文住宅を建てたい場合におすすめの間取りです。

無駄を削ぎ落としたアイランドキッチン

アートフルホーム

おしゃれなキッチンに欠かせないのが「アイランドキッチン」です。それも無駄なものが一切ないアイランドキッチンを選ぶことで、洗練された雰囲気を作り出すことができます。さらに掃除も整理整頓もしやすく、いつでも美しい状態を保てます。

生活感を隠すことができる玄関ホール

ポウハウス

玄関は来客に家の印象を与えることになる重要なエリアのひとつです。そこにたくさんの靴が置いてあったり、生活感のあるものが放置されていたりするとおしゃれさがダウンします。そこでおすすめなのが、シューズクロークのある間取りです。生活感を隠すことができるので、スッキリとしたおしゃれな玄関に仕上げられます。

おしゃれな注文住宅の知っておくべき7つのポイント

ここまでおしゃれな注文住宅にするための実例をご紹介してきましたが、実際に家を建てる際の検討時には、これらの事例は参考程度にしかなりません。家にはそれぞれ制約があり、できることもあればできないこともあるためです。

ただ、本質的な「こうすればおしゃれに仕上がる」というポイントを知っていれば、どのような家を建てるにしても、家づくりで失敗する可能性が下がります。そこで、ここでは満足度の高いおしゃれな注文住宅に仕上げるために、知っておくべき7つのポイントについて解説していきます。

  • テイストを統一する
  • 周辺環境に合わせてデザインする
  • 素材の質にこだわる
  • 大容量の収納を片付けしやすいように配置する
  • 生活動線や家事動線を優先させる
  • トレンドはあまり重視しない
  • ハウスメーカー選びで妥協しない

この7点が、おしゃれな注文住宅にするためのポイントです。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

テイストを統一する

注文住宅に限らず、おしゃれに仕上げたいときに共通するキーワードのひとつが「テイストの統一」です。まずは内装のテイストを、すべての空間で揃えるようにしましょう。リビングをシンプルモダンにするなら、キッチンも寝室も水回りもシンプルモダンにします。

岩井佑樹
岩井佑樹

ここで重要になってくるのが、インテリアも合わせてテイストを揃えることです。

部屋がシンプルモダンなのに派手なデザインの家具が置かれていたり、家具のテイストや色の明るさがそれぞれ違ったりすると、ちぐはぐな見た目になってしまいます。

外観と内装のテイストは必ずしも揃えなくても構いませんが、揃えておいたほうがスッキリします。外観は南欧テイストなのに内装が「和」だと違和感があります。その違和感を活かしてデザインする方法もありますが、高度なデザイン力が求められるので、無難に揃えるのがいいでしょう。

周辺環境に合わせてデザインする

外観は周辺環境に合わせるようにしてください。海辺に建てる家には青い空と海が映える白壁の家にしたり、田園地帯に建てる家は周辺に溶け込みやすい自然素材をベースにしたりするなどして、そのエリアに調和するデザインにするとおしゃれさがアップします。

岩井佑樹
岩井佑樹

このため、家を建てるための土地選びが実はとても重要になってきます。

「駅から近い」などの暮らしやすさだけで土地を購入してしまうと、いざ家を建てるとなったときに、その地域で浮いた存在になってしまう可能性があります。

そのような失敗を避けるためには、事前に家のデザインやテイストについて、ある程度決めてから、その家が違和感にならない土地を探しましょう。

素材の質にこだわる

注文住宅を建てるときには、コストを抑えるために安価な素材を選びがちですが、安価な素材を多用すると、どうしても見た目が安っぽくなり、おしゃれとは程遠い仕上がりになることがあります。完成予想図はステキだったのに、引き渡された家を見てがっかりすることになるわけです。

すべての素材に高品質なものを選ぶことは現実的ではありませんが、少なくとも視界に入る部分には良質な素材を選びましょう。

岩井佑樹
岩井佑樹

予算が限られているなら、ウォークインクローゼットや水回りなど、長時間滞在しない箇所にはシンプルで安いクロスを使ってコストダウンしましょう。

また、最高品質を選ぶ必要はありません。たとえば無印良品のアイテムは最高品質でなくても、おしゃれに見えますよね。最低限のグレードをクリアしていれば、デザインでカバーできますので、素材にこだわることは重要ですが、素材だけでおしゃれかどうか決まるわけではないということも、頭に入れておいてください。

大容量の収納を片付けしやすいように配置する

おしゃれな家に共通しているのが「必要のないものが視界に入らない」ということです。それを実現するために、間取りに大容量の収納を配置してください。このとき大事なのは収納スペースを分散させることです。そうしないと、片付けるのが面倒になり、出しっぱなしにしてしまうことが増えます。

岩井佑樹
岩井佑樹

基本的にはすべての収納スペースを大容量にするのがおすすめですが、現実的でない場合には分散することを優先させてください。

また、動線も考慮してレイアウトすることも重要です。移動のついでに片付けることができるようにしておけば、部屋が片付きやすくなります。

同時に持ち物を減らすことも検討してください。いくら収納スペースがあっても、それを超えるだけのものがあると、どうしても溢れてしまいます。新居に引越しする前に、持ち物を見直して、必要ないものは断捨離しておきましょう。

生活動線や家事動線を優先させる

おしゃれにこだわると、生活動線や家事動線を無視してしまいがちですが、それでは暮らしにくい家になってしまいます。本物のおしゃれな注文住宅というのは、機能美を意識しており、見た目だけでなく、使いやすさや暮らしやすさへの配慮がなされています。

ただし、はじめて家を建てるという場合には、生活動線や家事動線を考えて間取りを決めることは簡単ではありません。ハウスメーカーの担当者や家のデザインに詳しい友人などと相談しながら、間取りを決めるようにしてください。

岩井佑樹
岩井佑樹

反対にデザイナーに丸投げするのも避けるべきです。

ほとんどのデザイナーは機能美を考慮して提案してくれますが、経験の浅いデザイナーや個性を重視するデザイナーは、暮らしやすさよりもデザインを優先することもあるため、提案された間取りをしっかりチェックしましょう。

トレンドはあまり重視しない

ハウスメーカーに相談すると「最近のトレンドとしましては……」というように、トレンドを意識したデザインや間取りを提案してくれます。トレンドを取り入れた家なら失敗しないと考えて、言われるがまま進める人もいるようですが、長く暮らすつもりならトレンドは無視しても構いません。

岩井佑樹
岩井佑樹

家のデザインやテイストには流行り廃りがあり、トレンドになったデザインは必ずどこかで廃れてしまいます。

高度経済成長期に開発された住宅街に行ったときに、いくつかの家に対してデザインの古さを感じたことがあるかと思います。そんな家でも建てた当時はトレンドだったわけで、時代の流れで古いという印象に変わってしまったわけです。

いずれリフォームするつもりなら、トレンドを意識した家づくりをしてもいいのですが、長く暮らしたいのであれば、シンプルで普遍的なデザインを意識してください。シンプルなデザインは廃れることもなく、メンテナンスさえしっかりしておけば、何十年経っても美しい状態が続きます。

ハウスメーカー選びで妥協しない

注文住宅をおしゃれに仕上げたいなら、ハウスメーカー選びで妥協してはいけません。どんなに素晴らしい完成予想図ができても、その通りに家を建てる技術がなければ、期待外れになることがあります。コストを重視して選ぶと、満足できる提案を受けられないこともあります。

ハウスメーカーを選ぶときには、できるだけそのハウスメーカーが建てた注文住宅を内覧し、「ここなら任せられる」と感じたところに依頼してください。

岩井佑樹
岩井佑樹

このとき、最初から1社に絞らず、複数のハウスメーカーの提案を比較することが重要です。

同じ条件を提示しても、仕上がってくる家のデザインや間取りはハウスメーカーごとに異なります。提案された間取りから候補となるハウスメーカーを絞り込み、そのハウスメーカーが手掛けた物件を見せてもらいましょう。

間取り一括見積もりサービスのレビューは以下より参考にしてみてください。

タウンライフを使ってみた感想

まとめ

注文住宅の魅力は、自分の理想とする家を建てられることです。せっかく建てるなら親しい人に褒めてもらえるようなおしゃれな家に仕上げたいものです。そのために大事なのはたくさんの事例を見てイメージを構築していくことです。

まずは、ここでご紹介した事例を参考に、どのようなテイストの注文住宅にしたいのかを明確にしていきましょう。テイストが決まったら、さらに参考になりそうな事例をチェックし、デザインや間取りを検討したうえで、土地探しやハウスメーカー選びを始めましょう。

イメージがしっかりしていると、ハウスメーカー側でも提案しやすくなります。ただし、ハウスメーカーごとに提案内容が変わってくるため、最初から1社に絞るのではなく、提案力に定評のあるハウスメーカー数社に相談し、その中から信頼できると感じたハウスメーカーに依頼しましょう。