ローコスト住宅ってやばい?後悔した口コミ30人を暴露!失敗しないコツを解説

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結婚のタイミングで家を建てたいけど、収入があまり多くなく住宅ローンで借りられる金額が少ない人にとって、ローコスト住宅はとても魅力的ですよね。大手ハウスメーカーの半額近い値段で新築一戸建てが手に入りますので、選択肢のひとつにしている人も多いかと思います。

でも安いものにはそれなりの理由があります。実際にローコスト住宅を購入して後悔しているという人もいますので、ここではどのような気になる点があり、どうすれば失敗せずに安く注文住宅を手に入れることができるのか、詳しく解説していきます。

ローコスト住宅で後悔した口コミ調査

ローコスト住宅を建てて後悔した内容を当サイトで独自調査致しました。

調査人数:30人
調査会社:クラウドワークス
期間:2024年09月25日~2024年10月02日
間取り8人
外壁6人
アフターサービス5人
デザイン4人
断熱性4人
その他2人
耐久性1人

間取りで後悔した口コミ

最初は生活しやすい間取りだと思っていたけど、子供が大きくなると生活しづらかったりするので選択しました。

実際に使ってみたらめちゃくちゃ不便な構造だった。キッチン収納などがスッキリせず結局棚を追加で買った。

家族構成に適合した住宅では高すぎたので、家族の人数に合った家より1つ小さい家を購入した。子供が成長するにつれ非常に狭くもう少し間取りを考えた住宅にすればよかった。

何種類か決められた間取りしか選べ無かったので、ちょっと後悔しました。やっぱりある程度自分の思うように出来る方がいいです。

間取りが悪く、日当たりも悪いです。住み始めた時は思わなかったですが、ベランダも小さいためそう思いました。

圧倒的に家の広さ不足により、収納が足りなかった。今となっては2回の間取りはコンパクトにして一階を広くしたり収納を増やすべきだったと後悔している。

寝室を狭くし過ぎて物を置いたらほんとに寝るだけのスペースしかなかった。もう少し広くして押し入れを狭くすれば良かった。

遮熱や遮光の対策費用を充分とることができなかったせいで、夏は暑いし冬は寒くてとてもストレスを感じる。また光熱費も高くつく。

外壁で後悔した口コミ

かなり早い段階で外壁にヒビが入ってしまったので、すぐに塗装を入れました。その分のコストがかかってしまい、とても残念です。

シンプルな真っ白の外壁のため、すぐに汚れが目立つようになり、3年程度で塗り替えることになってしまった。

コストを抑えて家を建てようとすると、外観に費用を掛けにくくなり、結果として建てた直後はよく見えても、築年数とともに安っぽさが出てきて、外壁塗装の回数が増える。

排気口やベランダの金属部分の汚れが雨で流され外壁に筋状の汚れがいくつもあります。ケチらず汚れがつきにくい種類にすれば良かった。

平米単価でかなりお安く建てることができて、良かったのですが、外壁の劣化が目立ちます。築10年経ってないのですが、リフォームを検討しています。

当時、経済的にそこまでの余裕がなかったので、余計なところでお金をかけたくないと切り詰められるところは切り詰めるようにしました。ローコストにこだわりすぎて外壁が不自然なほど地味になってしまったので、そこは後悔してしまった部分でした。

アフターサービス

アフターサービスが充実していないためきちんと対応してもらえないのと、数年経つと劣化がすごいと感じます。

アフターサービスはどこかが壊れてサービス部に連絡しても担当者がなかなか対応してくれず長期間放置されていまい困っています。

壁から内装の液が固まっておらず漏れ出したのでアフターフォローを頼んだが、業者が来たのは三週間後で匂いや見た目がきつかった。

後のアフターサービスがいかにもイマイチだったからです。スタッフがサポートしてくれるかと思っていたら、なかなかサポートしてくれなかったりします。

気になるところは2年点検で、と言われましたが実際2年経ってから点検すると後ほどサービス担当から連絡が行きます。といわれて半年近く音沙汰がなく、こちらからかけてやっと対応。床の歪みが初期不良であったので対応して欲しいと言ったところ確認と言われ更に3ヶ月程連絡がなく再度催促してやっと現場確認の日程を決めて貰いました。3年半経ちますが未だに床の改修の段取りはついてません。

デザイン

費用を抑えるため、居間やキッチン、自分たちの部屋の壁紙や天井の素材?自分たちの好みを反映しなかったためリラックスできないです。

標準仕様のパターンが少なく、こだわりたい部分があるとすぐにオプションになってしまうのが非常に辛いです。

子供も大きくなってきて、服屋小物が増えてきたので、もう少し子ども部屋の収納を増やしたらいいと思いました。

外観があまり好みではない。内装のクロスが全部同じで面白みもなく、建具や床材の色も家具と合わせにくいと感じる。

断熱性

気密性が完璧ではないので、夏は結構厚く、冬はかなりさむいこと                           

材料が低コストのものを最低限の量で使用しているためか真冬はとても寒く室内温度もかなり低くなります。暖房をつけても部屋や家全体がなかなか温まらないからです。

外壁は一見すると厚みがあるんですが、問題は室内の温度が冬場は寒く、夏場は厚いという具合に断熱材が入ってないのではないかと思えるほど室内の温度が上昇したり下降したりします。なので冬場なんかは、朝が5度くらいで太陽が出てきて気温が上がってくると温度差は20度以上になり、とてもじゃあないですが、冷暖房がないと暮らせないですし、冷暖房の効きも悪く、カーテンを引いているのにどこからか熱が逃げるというような感じです。

冬はかなり冷え込みます。寒い地域なのですが、断熱効果が低いのか真冬の朝はリビングが9℃と一桁でびっくりします。ヒーターかエアコンとコタツがないと寒くて家にいるのは辛いです。逆に夏は暑いです。

耐久性

長く住んでいると、コスト削減している部分が見えてきます。特にドア周りが良く触り、物をぶつけるので劣化が早く、もっと良い素材を使っていればいいのになと感じてしまいます。

その他

家を建てて3年目ですが1年目の時に基礎からヒビが何箇所も入っていてびっくりした。そのあと何も対応なし。

長期優良仕様で、キャンペーンの中でも特に他社がビックリするぐらいのオプション類が付く期間があり、仕様とすればコスパは一番良いと思います。(オール樹脂サッシ、断熱材増強、太陽光、外壁30年耐久、etc)ただ、営業さんが抱えるタスクが非常に多く契約後の応対が疎かになり不安に思うことが多々生じます。ある程度の予備学習は必須ですので、その上でメーカーさん、営業さんに辿り着けば、建売りではできないオリジナルな家づくりがコスパ良くいくと思います。

ローコスト住宅のX(ツイッター)の口コミ失敗談

その他ローコスト住宅がどのような住宅なのか把握したところで、実際に家を建てた人がどのような後悔をしているのか見ていきましょう。

すべてが安っぽい

低価格帯の設備を導入していると説明しましたが、低価格なのは設備だけでなく、壁紙や建具、壁材などもすべてリーズナブルなものを採用しています。このため、仕上がりがどうしても安っぽくなってしまい、新居なのに高い満足度が得られません。

ローコストとはいえ、総額で2,000万円近くかけたことを考えると、見た目の安っぽさは「もう少しお金をかければ良かった」という後悔につながっています。

間取りの自由度が低くて注文住宅である必要がなかった

すでにお伝えしましたように、ローコスト住宅は規格化しているケースが多く、間取りの自由度がほとんどありません。決まった間取りの住宅を購入することになるので、価格を安く抑えるために標準装備をそのまま導入すると、建売住宅よりも割高になることもあります。

もし自分の理想とする間取りがあり、それを実現したいなら予算を増やして自由設計の注文住宅で家を建てましょう。反対にこだわりがないのであれば、注文住宅ではなく建売住宅も選択肢に入れておきましょう。

住宅の寿命が短くなりやすく維持費が高額になる

ローコスト住宅そのものは、大手ハウスメーカーの注文住宅と寿命はそれほど変わりません。ただし、アフターフォローがしっかりしていなかったり、施工する工務店の腕が悪かったりすると思った以上に早く、家のあちこちにトラブルが発生します。

そうなるとリフォームや修繕の費用が発生し、さらには早期に寿命を迎えた場合には、建て替えが必要になり、結果的に割高になってしまうことがあります。

小さな工務店に建ててもらったら、いつの間にかその工務店が廃業しており、サポートを受けられなくなったということもあります。このようなローコスト住宅ならではのリスクがあることも、頭に入れておきましょう。

大地震があるたびに耐震性に不安を感じる

ローコスト住宅だからといって、耐震性が極端に低いということはありませんが、大手ハウスメーカーの耐震性に優れた最新の住宅と比べると、やや劣っているのも事実です。このため、大きな地震が発生するたびに、ローコスト住宅にして良かったのか不安に感じることになります。

そのような不安な状態にならないようにするには、耐震等級2もしくは耐震等級3となっている注文住宅を選びましょう。もっとも最近の住宅は、ローコスト住宅でも耐震等級2以上になっており、震度7の地震でも倒壊することはありませんので安心してください。

断熱性が低くて電気代がかさむ

大手ハウスメーカーの注文住宅とローコスト住宅の最大の違いは、断熱性や気密性にあります。大手ハウスメーカーの住宅はこの2点に力を入れており、エアコンなどの冷暖房効率がとても高く、電気代があまりかかりません。

ローコスト住宅もハウスメーカーによっては、大手に準ずる断熱性を備えていますが、ハイグレードタイプと比べると大きく劣り、結果的に光熱費が高くなりがちです。購入時の価格は安くてもランニングコストが高額になるため、暮らし始めてから後悔している人が多いようです。

施工不良が何ヶ所もある

すべてのローコスト住宅が該当するわけではありませんが、価格を抑えるために施工業者が格安料金や無理な納期で家を建てていることがあります。この場合、業者のモチベーションも低く、施工不良が発生しやすくなります。

購入したばかりでは問題なくても、数年したら床が鳴り出したり、ドアが閉まりにくくなったりと、様々な不具合を感じるようになり、後悔するケースがあります。家は人が建てるものです。あまりにも安すぎる注文住宅には、そのようなリスクがあることを覚えておきましょう。

ローコスト住宅ってどんな住宅?

ローコストハウスメーカー12選の坪単価はこちら!!

ローコスト住宅について「安い注文住宅」としか認識していない人もいると思いますので、ここではまずローコスト住宅の基礎知識についてご紹介します。

ローコスト住宅の価格と坪単価

ローコスト住宅に定義はありませんが、一般的な注文住宅と比べて、低価格で購入できる注文住宅が該当します。建物価格が1,000万円台で、坪単価は30万~50万円程度となっています。一般的な注文住宅の坪単価が50万~60万円ですから、2/3くらいの予算で家が建ちます。

ローコスト住宅が成立する理由

ローコスト住宅というと「安かろう悪かろう」というイメージがあるかもしれませんが、品質という面では価格ほどの違いはありません。もちろん大手ハウスメーカーのハイグレードモデルと比べると明らかに材料が劣りますが、問題なく生活できるくらいのクオリティはあります。

それではなぜ、一般的な注文住宅と比べてここまで安くできるのでしょう?その理由について解説していきます。

岩井佑樹
岩井佑樹

広告宣伝費を抑えてコストカットしている

ローコスト住宅を販売しているハウスメーカーと大手ハウスメーカーの大きな違いは、宣伝にどれだけ費用をかけているかにあります。大手ハウスメーカーは知名度を上げて注文をとりやすくするために、テレビや雑誌などのメディアに広告を出します。

ところがローコスト住宅を販売しているハウスメーカーは、そのような広告を出しません。このため知名度では劣るものの、広告宣伝費を建物の売値に乗せる必要がありません。しかも、会社規模も大手ほど大きくないので、人件費や経費も大手ほどはかかりません。

注文住宅1軒あたりにかかるコストを徹底してカットし、大手よりも安い価格での販売を可能にしています。

岩井佑樹
岩井佑樹

材料を大量購入してコストカットしている

ローコスト住宅では、経費だけでなく材料の購入費用もコストカットしています。安物の材料を購入しているのではなく、規格化した材料をまとめて大量に購入することで、量産効果を活かしたコストカットを行っています。

このため、間取りの自由度がほとんどありません。住宅の器となる建物部分は建売住宅と変わらず、設備だけ自分の好みにできるというものがほとんどです。ローコスト住宅では間取りの自由度と引き換えに、低価格を実現していると考えてください。

岩井佑樹
岩井佑樹

低価格帯の設備を標準装備している

大手ハウスメーカーの注文住宅は高機能を売りにしていますが、ローコスト住宅は機能性を可能な限り省いています。トイレやお風呂、洗面台、キッチンなどの設備は低価格帯のものを標準装備としており、使い勝手などは考慮されていません。

もちろんオプションでグレードの高い設備に変えることはできますが、すべての設備を変更すると価格が跳ね上がって、一般的な注文住宅と価格が変わらなくなることもあります。そういう意味では設備や機能にこだわりたい人には、ローコスト住宅はあまり向いていません。

ローコスト住宅で後悔しないためのポイント

ローコスト住宅を購入して、後悔している人だけではありません。リーズナブルに注文住宅を手に入れることができ、喜んでいる人も大勢います。そこでここでは、ローコスト住宅でも後悔しないためのポイントをご紹介していきます。

モデルハウスなどで実物を見て質感を確認する

注文住宅を購入するときには、ローコスト住宅に限らず、必ずモデルハウスなどで実物を確認しておきましょう。チェックするときには、設備だけでなく壁紙や建具の質感などを確認しておけば完成した家を見てがっかりすることがなくなります。

ただしモデルハウスの場合にはオプションを使って、ハイグレードな材料を使っている可能性があります。建物を案内してもらうときには、必ず壁紙や外壁、建具のグレードを確認してください。

家族みんなで話をして妥協できないポイントを決める

いくら予算に限りがあるとはいえ、建物も設備もコストを切り詰めた家では満足できません。「大きなお風呂」や「広々としたリビング」といった、妥協できないポイントを家族で話し合って決めてください。2〜3ヶ所くらいは、グレードの高い設備に変える余裕はあるはずです。

重視する部分の設備だけをグレードアップするだけで、家に対する満足度が大きく変わります。標準装備だけで揃えるのではなく、こだわりのポイントにはしっかりとお金をかけましょう。

アフターフォローがしっかりしているハウスメーカーを選ぶ

ローコスト住宅を選ぶときには、アフターフォローをきちんと確認しましょう。ハウスメーカーや工務店によっては、保証期間が短く、点検もほとんどやってくれないというケースもあります。これでは安心して長く住み続けることができません。

チェック

家は建てたら終わりではなく、そこからのメンテナンスが重要です。安いからといってメンテナンスに手を抜くようなローコスト住宅は、絶対に選ばないようにしましょう。

予算が少ないなら「タウンライフ家づくり」を利用しよう

ここまでの説明でローコスト住宅は自由度も低く、あまり満足できないからしばらくは賃貸物件でいいかなと思った人もいるかもしれません。でも低予算だからといって、自由な間取りの持ち家を諦める必要はありません。

注文住宅の間取りと費用相場を比較できる「タウンライフ家づくり」なら、低予算でも自分の理想とする家を手に入れられる可能性があります。

タウンライフ家づくりのサイトで、これから建てたい家の情報をいくつか入力するだけで、複数のハウスメーカーや工務店から間取りプランを提案してもらえます。もちろん予算情報も入力できるので、その予算の範囲内で対応できる業者が対応してくれます。

自分で見つけられなかった地域密着型の優良工務店や、大手ハウスメーカーのローコストモデルまで幅広く比較できるので、予算が限られている場合でも満足度の高い注文住宅を手に入れることができます。

予算が少ないからといってローコスト住宅で妥協するのではなく、タウンライフ家づくりを活用して選択肢の幅を広げてみましょう。

タウンライフを使ってみた感想

まとめ

所得が少ない人でも都市部に家を建てられるローコスト住宅。賃貸物件で暮らし続けるよりもトータルでお得ですし、何よりも借り物ではない自分の家というのは落ち着きますよね。ただし、一般的な注文住宅と比べると制限が多く、後悔しやすいのも事実です。

建材も設備も標準装備では安いものを使うので、仕上がりがどうしても安っぽくなります。必ずモデルハウスなどで現物を確認しておきましょう。そのうえで、こだわりたい部分にはお金をかけるようにすれば満足度が上がります。

耐震性能などは標準的な注文住宅と変わりませんが、断熱性や気密性はやや劣る傾向があます。電気代などのランニングコストが上がりやすいということも、しっかりと頭に入れておきましょう。アフターフォローがしっかりしている業者を選ぶことも忘れないでください。

どうしても自分好みの間取りにこだわりたいなら、「タウンライフ家づくり」の利用がおすすめです。いろいろな間取りを提案してもらえ、それを比較検討して選べますので建ててからの後悔がありません。ローコスト住宅だけが予算を抑える方法ではないので、このようなサービスも活用して、満足度の高い家づくりを目指しましょう。