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世代を問わず人気がある無印良品ですが、インテリアや小物だけでなくそれらを収める「家」そのものも手掛けています。無印良品のファンにとっては、いつかは暮らしてみたいという憧れの対象でもあり、これから家を建てるときの選択肢に入れている人もいるでしょう。
ただ、ハウスメーカーとしてのノウハウがどれくらいあるのか不明なため、無印良品の家を建てるかどうかで迷っている人もいるかと思います。そこで、ここでは無印良品の家の魅力や特徴、実際に建てた人の口コミや評判などを解説していきます。
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合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹(1983年8月生まれ)。熊本学園大学を卒業後、飲料メーカーに就職。2013年に宅建を独学で取得し不動産会社へ転職。2023年3月に不動産専門webライター業で独立。実名記事の作成や監修を行う。
無印良品の家の坪単価
動画でも詳しく解説しております。
youtubeショート1分解説
無印良品の家で坪単価は約79万~140万円です。
無印良品で家を建てるかどうかを検討するときに、重要になってくるのは坪単価がどれくらいするのかですよね。いくら憧れの家だったとしても、坪単価があまりにも高すぎると、購入できなくなってしまいます。
無印良品の家の公式サイトで、建物本体工事価格のシミュレーションができますので、標準仕様でどれくらいの本体価格や坪単価になるのかを見ていきましょう。
想像していたよりも高く感じるかもしれませんが、最近は円安と海外の物価高の影響を受けて、住宅の価格も高騰化しつつあります。さらに人件費も上がっているので、以前と比べるとどうしても坪単価は上がってしまいます。
もっとも、最小構成でのシミュレーションとなっているため、延床面積が広くなれば坪単価はもう少し下がります。たとえば延床面積が101.85㎡(30.8坪)のときの本体価格は、2,731万円になるので、坪単価は88.7万円まで下がります。
このように家のサイズでも坪単価が変わってきますので、実際に無印良品を建てるとなったときに、どれくらいの坪単価になるのか、モデルハウスに表示されている価格を参考に見ていきましょう。
無印良品の家の特徴
無印良品のアイテムはすべてシンプルなデザインで、飽きることなく使い続けることができます。むしろ使い続けるほどに生活に溶け込んでいくので、長く使い続けるのに適しています。無印良品の家もそのコンセプトでデザインされており、ムダを徹底して省いたシンプルな家となっています。
そのシンプルなデザインが好きで選ぶ人が多い無印良品の家ですが、もちろん住宅性能も十分に考慮されており、見えない部分で快適な生活を支えています。その住宅性能の中でも、無印良品の家を代表するものが下記の5点です。

それぞれの性能について詳しく見ていきましょう。
標準仕様で長期優良住宅
無印良品の家はオプションを追加しなくても、標準で長期優良住宅仕様となっており、適切な手入れをすることで、長く使い続けることができます。住宅性能の等級は以下の通りです。
耐震等級 | 3 |
劣化対策等級 | 3 |
維持管理対策等級 | 3 |
断熱性能等級 | 6 |
一次エネルギー消費量等級 | 6 |
これらはすべて国土交通省が定めた長期優良住宅の認定仕様を上回っており、補助金や住宅ローン金利の引き下げ、地震保険の割引、税の特例などを受けられます。
最高ランクの耐震等級3に対応
無印良品の家の耐震等級は「3」に対応しており、耐震等級1の住宅と比べて1.5倍の耐震性能を備えています。耐震等級1でも震度6〜7で倒壊しないだけの強度を備えており、耐震等級3の無印良品の家は消防署や警察署などと同等の安全性を確保しています。
その高い耐震性能を支えているのが「SE構法」と呼ばれる技術です。SE構法では強度が無垢材の1.6倍もある集成材を採用しており、さらに経年劣化しないSE金物を使用することで、地震の力をしっかりと受け止められる構造になっています。
これにより、無印良品の家は大地震に対してもしっかりと備えることができ、安心して暮らせるようになります。
100年住み続けることができる
無印良品の家は劣化対策等級3で、少なくとも100年は住み続けることができます。一般的な木造住宅の場合、金物が劣化して建て替えが必要になるのですが、SE構法で採用しているSE金物は高い防錆性を備えており、圧倒的な耐久性を支えています。
また、壁の中に熱や湿気が溜まらないように、外壁の仕上げ材と断熱材の間に空気が流れる層を作ることで、住宅が常に乾燥している状態を維持できるようになっています。
長く暮らし続けるには定期的なメンテナンスが必要になりますが、将来の建て直しが必要なく、トータルの住宅コストを下げられるといったメリットもあります。
国内トップクラスの断熱性能
無印良品の家は空間を広く使う間取りになっているのですが、そうなると夏は暑く、冬は寒い家になりそうな気がしますよね。でも、無印良品の家はダブル断熱や断熱サッシを採用するなどして、断熱性能等級6を実現しています(窓の家なら断熱性能等級7)。
しかも新鮮な空気を外部から取り入れられるようにデザインされており、室内の空気をいつも清潔に保つことができるのも無印良品の家の魅力になります。
室内環境シミュレーションによる快適性の実現
住宅というのは地域ごとに最適な条件が異なります。無印良品の家はその最適な条件を導き出すため、独自の室内環境シミュレーション「+AIR(プラスエアー)」を導入しています。これにより、窓や庇を最適な配置にできるようになります。
このように土地ごとに最適化した家を提案してもらえるため、どこに家を建てても、ストレスのない快適な生活を送れるようになります。
無印良品の4つの家の坪単価
無印良品の家には4つの種類があり、無印良品で家を建てる際には、どのタイプで建てるのかを決める必要があります。ここではその4種類の特徴について解説していきます。
無印良品の家のモデルハウスには、無印良品の商品と同じように値札が貼られています。無印良品のモデルハウスは生活するのに過不足なく「ちょうどいい」サイズで建てられていますので、それらの坪単価がどれくらいになるのか、見ていきましょう。
木の家
木の家は、その名前のとおり木造住宅で、一般的な木造住宅と比べて壁が少ない間取りとなっています。通常、木造住宅は多くの柱を配置することで強度を確保していますが、木の家では家の骨格に強度を持たせるSE構法が採用されているため、柱も壁も少ない広々とした空間が実現されています。
木の家では基本的に個室を作らず、必要に応じて間仕切り壁を使って空間を作ります。このため空間の自由度が高く、子どもが独立するなど家族構成が変化しても、リフォームすることなく、ムダのない快適な暮らしを続けられます。
本体価格 | 2,632万円(税込) |
建築面積 | 79.49㎡(24.04坪) |
延床面積 | 108.47㎡(32.80坪) |
工事面積 | 145.73㎡(44.08坪) |
坪単価 | 80.2万円 |
窓の家
窓の家は、部屋に窓を自在に設置できる家で、自分たちの美意識に合わせて庭などの風景を切り取れます。しかも室内にも窓をつけられるため、どこにいても家族がゆるやかにつながれます。
配置する窓もデザインや使いやすさにこだわっており、窓には目立つフレームがないため、まるで1枚の絵画のような景観を楽しめます。さらに断熱性能に優れたトリプルガラスを使用しているため、大きな窓を設置しても外気の影響を受けにくいといった特徴があります。
本体価格 | 2,275万円(税込) |
建築面積 | 52.99㎡(16.02坪) |
延床面積 | 91.08㎡(27.55坪) |
工事面積 | 105.98㎡(32.05坪) |
坪単価 | 82.6万円 |
陽の家
陽の家は、室内と庭の一体感を重視した家で、庭やウッドデッキにつながる窓を、壁の中に収納できます。窓を全開にすると室内と屋外の仕切りがなくなり、庭を身近に感じられるようにデザインされているといった特徴があります。
さらにひとつの空間に複数の機能をもたせることで、限られた空間を最大限に使えます。このため、実際よりも広く快適に感じることができるため、暮らしの快適性が向上します。
本体価格 | 1,777万円(税込) |
建築面積 | 91.50㎡(27.67坪) |
延床面積 | 73.30㎡(22.29坪) |
工事面積 | 91.50㎡(27.67坪) |
坪単価 | 79.7万円 |
縦の家
縦の家は都市部などの限られた敷地に適しており、ポーションと呼ばれる6つの空間を自由に配置して、個性的な暮らしを実現します。たとえばポーションのひとつを納戸にすることで、モノが少ないすっきりとした生活空間を保てるようになります。
最大の特徴は室内の中心に配置されたスケルトンの階段で、あえてゆったりとした広さを確保することで、階段をコミュニケーションの場にできるようデザインされています。この階段は吹き抜けとしても機能し、光や風などが通り抜けやすく、空間の一体感を演出するといった効果もあります。
いずれも坪単価が80万円前後となっています。これくらいの坪単価であれば、無印良品の家も注文住宅を建てるときの選択肢に入るという人もいるかと思います。
坪単価が80万円というのは、注文住宅としては比較的高額ではありますが、そもそも無印良品の家は標準で長期優良住宅となっており、快適に暮らせるようにデザインされています。その快適さと住宅寿命を考えれば、割高ではなくむしろリーズナブルだと考えることもできます。
無印良品の家の口コミ評判
ここまでの説明で、無印良品の家の特徴を把握できたと思いますが、本当に知りたいのは実際に家を建てて後悔しないかどうかですよね。コンセプトはいいけど、実際に住み始めたら、使いづらくて快適ではなかったなんてことになっていないか気になっているかと思います。
ここではそのような人のために、実際に無印良品の家を建てた人が、どのような評価をしているのか、口コミや評判をご紹介していきます。
実際に家を建てた人が、X(Twitter)にどのような投稿をしているのか見ていきましょう。
無印良品の家を建てた人の口コミが限られているため、無印良品で建てた知人のコメントなども含まれていますが、暮らしそのものに対するネガティブな評価は見られませんでした。住宅性能が高いとご紹介しましたが、その点に関してはスペック通りの性能を発揮しているようです。
ここで重要なのは「荷物が収まりきらなかった」という内容の口コミです。無印良品は「必要なものだけを最小限に持つ」というライフスタイルの人たちをターゲットにしているのもあり、十分な収納スペースがありません。このため、モノが多い人とは相性がよくない可能性もあります。
建てる前に見学した人も、暮らしやすさを考慮して選ばなかったケースもあるようで、誰にでも適しているわけではないことが口コミからわかります。
無印良品の家の3つのメリット

口コミを見ると、無印良品の家を建てることに少し不安を感じた人もいるかもしれません。それでも無印良品で家を建てた場合、多くの人が満足度の高い家づくりを体験しています。では、なぜ無印良品で家を建てると満足度が上がるのか、無印良品の家にはどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
家づくり相談会で家づくりの基本を学べる
家を建てるときには情報収集が重要ですが、初めて家を建てる人には、何から手をつければいいかわからない人がほとんどかと思います。無印良品では、そのような人を対象に、「家づくり相談会」を開催しています。

この相談会では、専門スタッフが家づくりに対する疑問や悩みを解決してくれます。
さらに間取り図や資金計画書の作成などの相談にも応じてもらえるなど、無印良品の全面サポートによって、より安心して家を建てることができます。
入居者宅見学会で実際の家を見ることができる
無印良品にはモデルハウスもありますが、それよりも素晴らしいのはすでに無印良品の家を建てた人の入居者宅を見学できるという点にあります。

すでに暮らしている人の家ですので、モデルハウスにはない「暮らし」を体感できます。
さらに無印良品のスタッフの営業トークではなく、入居者の本音を聞くことで、自分で家を建てるときの失敗を防ぎやすくなります。
すっきりした家でゲストを迎えやすい
家を建ててからのメリットとして大きいのは、人を招きやすいという点にあります。

無印良品の家は知名度が高く、多くの人が関心を持っているため、「無印良品で家を建てたので遊びに来て」と伝えると、興味を持って訪れてくれます。
また、無印良品の家で暮らすようになると、暮らしの中からモノが減っていき、しかも無印良品のアイテムでインテリアが統一されていきます。その結果、家が常にすっきりしているので、訪問してくれた人が褒めてくれるといったメリットもあります。
無印良品の家を建てるときの4つの注意点

満足度の高い家づくりになる無印良品の家ですが、収納が限られているなど、誰にとっても理想の家になるわけでもありません。このため、無印良品で家を建てて失敗しないためには、以下の点に注意する必要があります。
- 自分のライフスタイルに合っていることを確認する
- モデルハウスや入居者宅を必ずチェックする
- 家のデザインにマッチする家具や家電を選ぶ
- 他のハウスメーカーとも比較する
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
自分のライフスタイルに合っていることを確認する
最も重要なのは、自分のライフスタイルと無印良品の家のコンセプトが合っているかどうかの確認です。

無印良品の家は、シンプルでムダのない暮らしに憧れる人に適した間取りになっているため、所有物が多い人との相性があまりよくありません。
さらに「何十年も変わらない」ことを大切にしているため、どんどん新しいものを取り入れていきたいという人にも向いていません。ひとつのものを長く大切に使っていく。そんなライフスタイルに自分の暮らしが適しているのを確認したうえで、家づくりを進めていきましょう。
モデルハウスや入居者宅を必ずチェックする
無印良品の家に対する口コミは限られていますが、SNSや無印良品のサイトには多くの写真や実例が掲載されています。そのほとんどが、生活感の薄いすっきりとしたものとなっており、「こういう生活をしたい」という印象が強まってしまいます。
ただ、その印象だけで契約してしまうと、家が建ってから「思っていたのと違う」となりがちです。

それを防ぐために、モデルハウスと入居者宅を実際に見るようにしてください。
そこで暮らしている自分をイメージし、不安要素をリストアップしたうえで家づくりを進めることが大切です。
家のデザインにマッチする家具や家電を選ぶ
家が建ってから重要になるのが、家具や家電選びです。無印良品の家では、無印良品のアイテムで揃えるのが理想です。ただ、家づくりにはお金がかかるので、無印良品だけで揃えるのが難しいケースもあります。
家電は機能性を重視した場合には、家電メーカーの商品を購入することもあります。そのようなときに、家のデザインを無視して選ぶと、無印良品らしい空気感が壊れてしまいます。

無印良品以外のアイテムを購入する場合も、できるだけシンプルなデザインの製品を選ぶことをおすすめします。
他のハウスメーカーとも比較する
無印良品の家は個性的で、唯一無二の存在ともいえます。このため、他のハウスメーカーと比較する必要もなく、最初から無印良品一択だという人もいるかと思いますが、そのような人も必ず他のハウスメーカーの注文住宅も検討しましょう。
他の注文住宅と比較することで、無印良品の家の特徴をより明確に把握できるようになります。最終的に無印良品で家を建てるとしても、たとえば「一般的な注文住宅と比べて収納が少ない」ということを認識しているかどうかで、建てたあとの満足度が異なります。
ただし、比較するのには手間も時間もかかってしまうため、複数のハウスメーカーに対して1社ずつ相談するのは非効率です。このため比較検討をする段階では、「タウンライフ家づくり」を利用するのがおすすめです。

「タウンライフ家づくり」には全国1190社の住宅メーカーが登録しており、簡単な情報入力でオリジナルの家づくり計画書(間取り・資金計画書など)を無料で作成してくれます。それらを使って比較検討することで、自分にとって理想の家を具体的にイメージできるようになります。
その理想の家と無印良品の家を比較すれば、無印良品の家に足りないものなども見えてきます。いきなり無印良品の家で建てて残念な結果になるということを防ぎたいのであれば、ぜひ「タウンライフ家づくり」をご活用ください。
まとめ
無印良品の家はシンプルなデザインが特徴で、標準仕様で長期優良住宅に対応しており、高い住宅性能を備えています。このため、暮らし始めてから不満に感じることは少なく、ネガティブな口コミもほとんどありません。
さらに無印良品のアイテムとコンセプトが同じで、必要のないものを可能な限り削ぎ落としており、無印良品のファンにとってはとても魅力的な住宅になっています。ただし個室を設けずに空間を広く使ったり、収納スペースも限られたりするので、誰でも満足できるわけではありません。
無印良品の家を建てると決めている場合でも、他のハウスメーカーと比較して、自分たちのライフスタイルにマッチしているかを確認する必要があります。自分たちに合っていない家で長く暮らすことになって後悔しないように、「タウンライフ家づくり」を活用して、間取りや費用の比較検討したうえで、無印良品で建てるかどうかを決めましょう。
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