レオハウスの口コミ評判はやばい後悔するの?実際に建てた人の感想まとめ

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2020年からヤマダホールディングスの傘下に入ったレオハウス。徹底したコストカットにより注文住宅の低価格化を推し進めており、家を建てたいけど予算が限られている人にとっては、とてもありがたい存在となっています。

ただし、1,000万円台前半の企画住宅など「本当に大丈夫?」と思うような価格帯の家もあり、安すぎるがゆえに、不安を感じている人もいるかと思います。そこでここでは、レオハウスで実際に家を建てた人たちの評判や口コミをまとめて、どのような人がレオハウスに適しているのかについて解説していきます。

レオハウスの特長

まずはレオハウスがどのような注文住宅なのか、その特長を詳しく見ていきましょう。レオハウスの特長をまとめたものが下記になります。

  • ヤマダホームズが展開する住宅ブランド
  • ぬくもりのある木造住宅
  • 低価格にこだわった自由設計の注文住宅
  • 制震システムを全棟標準装備
  • 最長60年の保証

レオハウスの特長を簡単にまとめると「寿命が長く、耐震性能にも優れた自由設計の木造注文住宅を低価格で購入できる」となります。これだけでは具体性がなく分かりづらいかと思いますので、それぞれの特長について詳しく解説していきます。

ヤマダホームズが展開する住宅ブランド

レオハウスはナックとタマホームが提携して誕生したハウスメーカーですが、2020年にヤマダホールディングス(当時:ヤマダ電機グループ)に買収されています。2021年からはヤマダホールディングスの住宅部門である、ヤマダホームズのレオハウス事業本部となっています。

このためレオハウスはハウスメーカーではなく、ヤマダホームズが展開するブランドのひとつになっています。ヤマダホールディングスという強力なバックボーンができ、さらに家電販売に絡めた展開が期待されており、住宅業界でも動向が注目されています。

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ぬくもりのある木造住宅

参照:レオハウス

レオハウスは木造住宅にこだわった家づくりを行っています。木材は燃えやすいと思われがちですが、表面が燃えても全焼することがほとんどありません。このため火事に強く、さらにはしなやかさを備えているため地震の揺れも吸収してくれます。

また、木材には調湿効果や消臭効果、抗菌作用などがあり、木造住宅の住空間ではぬくもりを感じることができます。そんな安全性と快適性を提供するために、レオハウスは木造住宅にこだわった注文住宅を作り続けています。

低価格にこだわった自由設計の注文住宅

参照:レオハウス

レオハウスは暮らす人の理想を形にするために、低価格にこだわりつつも自由設計で注文住宅を販売しています。ただし、かつてのように坪単価が30万円以下になるようなことはなく、現在の坪単価は45万〜70万円程度

それでも他のローコスト住宅と同等の坪単価で、なおかつ自由設計であることを考えると十分にリーズナブルな価格設定となっています。40坪でも住宅価格が2,000万円以下ですので、収入が比較的少ない人でも手が届く価格で展開しています。

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制震システムを全棟標準装備

価格の安さが魅力のレオハウスですが、全棟に制震システムを標準装備しており、さらにはねじれや曲がりに強い6面体構造を採用するなどして、大地震でも家の被害が最小限に収まるように配慮されています。安いだけでなく安心して暮らすことができるというのも、レオハウスの魅力になります。

ただしレオハウスの注文住宅は耐震等級を設定していないものもあります。耐震等級を設定することで設計の自由度が下がり価格も上がるためです。必要であれば取得できますが、それも含めて自由に選べるのがレオハウスの注文住宅の魅力になります。

最長60年の保証

ローコスト住宅の多くが30年程度の寿命しかなく、30年経過した時点で建て替えが必要になります。その結果、坪単価が高い注文住宅とトータルコストが変わらないなんてこともありますが、レオハウスの注文住宅は最長60年の保証を付けられるほど長寿命です。

設備などの入れ替えは必要になりますし、定期的な点検やメンテナンスもしなくてはいけませんが、建物そのものは長持ちするので、30代や40代で建てたら将来的な建て直しなしで暮らし続けることができます。

レオハウスの口コミ評判

それでは、実際にレオハウスで家を建てた人が、どのような評価をしているのか、評判や口コミを見ていきましょう。e戸建てによる口コミ評判は3.5点になります。約4340件のコメントがある中から参考になる口コミをご紹介致します。

良い口コミ

e戸建て

e戸建て

e戸建て

●オプション500万程度盛って坪60万でした。水周りや社外CFなど見た目のグレードアップをしなければ、総額から200万程度安かったと思います。 ●ua値4.6指定を出し、APW330(アルゴンガス+樹脂スペーサー)+生グラスウール壁120mm , 天井310mm , 床ジュピー90mmを使用。吹き付けのが安価だと思いますが、地震の揺れで押されて凹んだウレタンの隙間でC値が落ちてしまわないか心配な点、火災時に燃え上がるのが心配な点から、グラスウールでお願いしました。 ●C値1以下を指定。気密シート貼り+気密測定をお願いしました。 グラスウールでの気密施工には慣れていないと思います。C値1以下指定で発注。石膏ボード施工前に1回目測定C1.2で漏気箇所を修正→2回目測定で0.7になり、その後石膏ボード+クロス施工。

e戸建て

Twitterの評判ではポジティブな投稿が多く、コストパフォーマンスの高さで満足しているという声がいくつかありました。ただし、最終的な坪単価は60万円くらいにまでなったという声もあり、低価格なレオハウスでもオプションによっては、それなりの価格になるのがわかります。

悪い口コミ

みん評

みん評

みん評

オリコンの評判

オリコンのランキングは15位とやや低調な順位となっていますが、実際に利用した人たちがどのように評価したのか、投稿された評判をチェックしていきましょう。

編集部
編集部

・希望を多く叶えてくれるようなプランを提示してくれた
・年収に応じた対応をしてもらえた
・セミオーダーでも外観のデザインがお洒落
・営業マンの対応力、聞き出す力、人柄、嘘のない提案が良かった

評価の得点はいずれも平均以下のレオハウスですが、営業担当の対応を高く評価しているものが多く、誠実な接客応対だけでなく提案力の高さも評価されています。また、デザイン性を評価する声もあり、低価格でも自分好みに仕上げられるという点が評判の良さに繋がっています。

レオハウスのメリット・デメリット

ここまでの説明でレオハウスの注文住宅について、かなり詳しくイメージできるようになったかと思います。それでもまだ、レオハウスを利用するかどうか迷っている人のために、ここではレオハウスのメリットと気になる点についてご紹介していきます。

レオハウスのメリット

まずはレオハウスのメリットから見ていきましょう。

住宅ローンを抑えられる

家を建てる人のほとんどが、住宅ローンを組むことになりますが、レオハウスは建物代金が安いので住宅ローンで借りる金額を抑えられます。そうなると次のようなメリットが発生します。

  • 審査に通りやすくなる
  • 頭金ゼロでも購入できる
  • ローン返済に追われないで済む

住宅ローンを借りるには審査がありますが、収入が少ない人や安定しない人などは審査落ちのリスクがありますが、借入金額が少なくて済むなら審査落ちしにくくなります。さらに頭金ゼロでも審査に通りやすいため、ほとんど貯金をしていないという人でも注文住宅を建てられます。

借入金額が少ないと月々の返済額も少なくなるので、生活に余裕ができます。子どもの教育にお金をかけられるようになりますし、家族で旅行に行く余裕もできます。このように生活にゆとりが生まれるというのが、レオハウスを利用する最大のメリットになります。

デザインの選択肢が多い

自由設計の家でも間取りは自由度が高いのに、外観は選択肢が少ないということがあります。レオハウスの「Happy LEO house」は12のテーマに沿って120のプランが用意されており、自分が理想とするデザインの住宅を見つけることができます。

リーズナブルな「CoCo」からハイグレードな「ricca」、災害に強い「NEXIS」まで幅広くラインナップされており、予算や求めるスペックに合わせて選ぶことができるのも、レオハウスのメリットになります。

優秀な担当者が付くと理想を超えた家づくりになる

レオハウスの魅力は建物だけでなく「人」にもあります。SNSなどの評判からも優秀な担当者がついたときの満足度がとても高く、理想を叶えつつも適切なアドバイスや提案をしてもらえるので、完成した家は理想を超えた仕上がりになります。

すべての担当者が優秀というわけではないのが悩ましいところですが、それはどのハウスメーカーでも同じことです。レオハウスが素晴らしいのは、それを低価格で実現しているという点にあります。コストパフォーマンスの高さを実感できる注文住宅、それはレオハウスです。

レオハウスのデメリット

レオハウスには魅力的なメリットがありますが、気になる点もあります。契約をしてから後悔することのないように、どのような気になる点があるのかもしっかりと見ていきましょう。

予算を決めておかないと高額になる

ローコスト住宅のレオハウスですが、オプションが豊富ということもあって、希望をすべて叶えようとするとかなり高額な家になってしまいます。これでは住宅ローンの借入金額も増えてしまい、メリットがそこなわれてしまいます。

レオハウスで家を建てるときには、しっかりと予算の上限を決めておきましょう。その予算の範囲内でメリハリを付けてお金をかければ満足度は下がりません。お風呂やキッチン、トイレなど毎日使う設備にお金をかけて、残りはある程度妥協して予算オーバにならないように調整しましょう。

値引きには応じてくれない

そもそも格安で限界まで値段を下げており適正価格を掲げているため、レオハウスは値引きに応じてくれません。他のハウスメーカーは驚くような値引きを提案してくれることもあり、レオハウスにも同じように期待する人がいるようですが、それは無理というものです。

値引きは応じてもらえませんが、逆に考えれば値引き交渉をしなくても、最初から値引きされているのだと考えてください。無理な値引き交渉は印象を悪くしますので、信頼関係を築くためにも提示された金額で進めるようにしましょう。

今後の展開が不透明

レオハウスはヤマダホールディングスに吸収されたばかりということもあり、今後の展開が不透明です。現時点ではヤマダホームズの部門ということになっていますが、ヤマダ電機グループに2つの住宅ブランドがあることになり、いずれ統合される可能性があります。

そうなっても保証などは続くはずですが、サービスの質などがどこまで継続されるのかはわかりません。赤字が続いていたレオハウスですので、これから大きな方針の変更があるかもしれません。これからレオハウスで家を建てるという人は、そのことを頭に入れておきましょう。

レオハウスはどんな人に向いている?

メリットも気になる点もあるレオハウスですので、誰にでもおすすめできるというわけではありません。向いている人とそうでない人がいますので、ここではどのような人なら満足度が高い注文住宅を建てられるのかについて解説します。

  • 賃貸住宅と持ち家で迷っている人
  • 建物よりもそこでどう暮らすかを重視する人
  • 細かいことは気にならず80点で満足できる人

レオハウスの魅力はやはり安さにあります。賃貸住宅で暮らし続けるよりもトータルの費用を抑えることができるため、賃貸住宅か持ち家で迷う必要がありません。金銭面で明らかに有利になりますので、将来的に転勤などがないのであれば、すぐにでも購入検討を進めましょう。

またお金の使い方として、住まいという器よりも暮らしそのものにお金をかけたいという人にも適しています。生涯収入はほぼ決まっているわけですから、レオハウスで家にかかる費用を押さえれば、人生でできることの幅が広がります。

ただしハイグレードの注文住宅と比べると劣る部分もあり、高級感もありません。このため細部にまでこだわる人ではなく、80点くらいでOKという人に適しています。足りない部分はあっても、トータルで快適だから気にしない。そう考えられる人におすすめの注文住宅です。

タウンライフ家づくりで比較検討をしよう

レオハウスで家を建てるときに気をつけたいのが、最初から1社に絞らないということです。注文住宅を建てると決めたら、まずは複数の業者から提案してもらい、最適な提案をしてくれたハウスメーカーや工務店に依頼するというのが失敗しないための王道になります。

レオハウスで建てると決めていても、他社の提案は自由設計をする上でも参考になります。ただし、複数の業者に提案をしてもらうために、モデルハウスを訪ねてまわるのも大変ですよね。こういうときには、インターネットからの申込みで、複数の業者から提案をしてもらえる「タウンライフ家づくり」がおすすめです。

「タウンライフ家づくり」と提携している業者は全国に1120社以上あり、大手ハウスメーカーから地域密着型の工務店まで幅広く提案依頼できます。利用方法は簡単で、ウェブサイトで情報入力をし、対応できる業者の中から数社選んで依頼するだけで、間取りや費用が無料で提供されます。

地域密着型の業者の中には、レオハウスよりも魅力的な提案をしてくれる工務店があるかもしれませんし、大手ハウスメーカーが画期的なアイデアを提案してくれることもあります。家づくりの可能性を拡げるためにも、ぜひ「タウンライフ家づくり」を活用して比較検討してください。

タウンライフを使ってみた感想

まとめ

坪単価30万円以下で住宅業界に価格破壊をもたらしたレオハウスですが、結果的に赤字続きとなったことで、2020年にヤマダホールディングス傘下に入り、2021年からはヤマダホームズの部門として展開しています。

赤字体質を改善するために、坪単価は一般的なローコスト住宅と同等になっていますが、それでもまだ格安であることには変わりなく、高品質な自由設計の注文住宅を作り続けています。利用者の評判もよく、担当者が親身になって提案してくれるという点が今でも高く評価されています。

ヤマダホールディングスの傘下になったことで、今後が期待される注文住宅でもあります。一方で傘下になったばかりということで、先行きが不安だという心配もあります。その不安を解消するためにも、レオハウスだけでなく他のハウスメーカーや工務店からも提案してもらいましょう。

人生で最大の買い物ですので、失敗しないためにも比較検討することはとても大切です。できるだけ選択肢を広げて、それでもレオハウスが魅力的だと感じるようであれば、レオハウスでの家づくりを進めていきましょう。